なんと拙作「こないでコウノトリ」が、
ごっこ倶楽部さんの制作で実写ショートドラマ化されました〜!!👏
POPCORNというアプリやTikTokでも配信されています!
ぜひご覧くださいませ!(*’ω’*)

 

本当にありがたいことです…!
実写化に関してはずーーーっと昔から憧れていて、担当さんには
「実写化の話来たら私の返事聞かずともOKしてもらっていいんで!」
と話していたほど、夢見ていました。笑
(※実際にはきちんとした意思確認がありました。大人ってちゃんとしてる)

 

実写化に憧れていた理由のひとつは、やはり
「自分のキャラクターを誰かが演じてくれる」というとこですね。
あの…私、中高生のころ
「ガラスの仮面」や「スキップ・ビート!」を拝読しておりまして…。

そこで描かれる、自分の役になりきるべく壮絶な役作りをするキャラクターたち…!
あのストイックな姿勢に猛烈に憧れてたんですね!!

もちろん私も大人なので、マヤや亜弓さん、キョーコちゃんのような
壮絶な役作りが現実でできるとは流石に思っていませんが(壮絶すぎる)

それでも、たった1人の誰かが、
私の創ったたった1人のキャラクターに対して向き合ってくださる…
それが本当に嬉しくて、尊くて。
私は原作者ではあるけれど、
ストーリー全体やキャラクター全員のことを考えなくてはならず…
やっぱひとりだけに没入ってしていられないので…笑
だからこそ演じてくださったキャストの皆様には、感謝しかありません…!

 

そして…「自分以外の人が創作に関わる」ということは、
「自分以外の解釈」が加わるということでもあって。

私、それはすごくすてきなことだと思っているんですよ!
自分ひとりでは絶対生まれなかった科学反応が起きる、
そんな可能性を秘めていると思うからです。

完成した映像を見ながら
「そうそう、このキャラはこう言うよね〜!」とうなずく場面もあれば
「あ!このキャラ、こう振る舞うのか!だからあのシーンでは…!」と、自分でもハッとする発見もあって。
これは本当に、心を砕いて演じてくださったからこそ感じるものだろうなと…じーんと来ました。

もうね、全シーン一回一回止めてコメントつけてまわりたいぐらいです。
「うわぁ、この困惑した笑顔絶妙!」
「ここでお手々組んでるの可愛すぎ」
「あーーーここの登場シーン好きすぎ」など…
これ付き合ってくれる人いないかな…私のただの感想会…
だめか…うざいか…
大人って忙しいからな…

 

そしてストーリーについて、もしかしたら
「あら?けっこう短くまとめられたのね」と感じる原作ファンの方もいらっしゃるかもしれませんが…
むしろ私はこれ以上に
「もっとガンガン削っていいですよ!!」などとお伝えしていました。笑

なので、私以上に原作の要素をすごく大切にしてくださっていて…
私は「あれ…?もしかして製作陣の皆様…
かなりこないでコウノトリのことを好いてくださってる…?」
と感じました。笑

ショートドラマ版では追加キャラも登場するのですが、その名前を見た瞬間、
思わず笑ってしまいました。
このお名前は、もう完全に「愛」です。笑
さてそのキャラが誰でどんなお名前なのか…
皆様にはぜひ実写版を見て確認していただきたいです!!

 

実は撮影の見学にも、一度お邪魔させていただいたんです。

もーーーーね!?生で拝見する役者さん、すごい迫力ですよ!!!
演技に入った途端…ピンッと緊張感漂って…

義実家でお義父さんがキレ散らかすシーンも見学していたのですが、
ほんまに怖すぎて思わず「帰りたい!!!!」とマジで思いました。
役者さんの演技、本当に、感情を想起させる力がすごかったです…!!

 

撮影のスタッフさんもすごいたくさんいらっしゃって、
こんなにたくさんの人が…制作を…!!!と感動しました。
私はド素人なのでどの方がどんな役目をしてるのかまでは
わからなかったんですけど…

ふと見たスタッフさんの台本が、もうボロボロで。

他にも周りを見渡すと、付箋がいっぱいだったり、
たくさんのメモが書き込んであったり、そんな台本がちらほらと…。
その瞬間、全身で
「ああ、この作品にとんでもない熱量が注がれているんだ」と感じて、
思わず叫びたくなりました。

 

「みんなーーー!!!
こないでコウノトリのショートドラマ、こんなに熱量込められて作られてるよーーーー!!!!
みんなーーーーーーー!!!!!!」って。笑

 

本当に、こんな素敵な作品になったのは、
制作していただいたごっこ倶楽部の皆様と、演じてくださったキャストの皆様、
そしてこのご縁をつないでくださったGANMA!の皆様のおかげです。

私は原作者ということで方々で重んじていただきチヤホヤしていただいたんですけども、
その実態は「漫画描いてたらドラマ化してもらえた!」という、ただただラッキーな人でした。
ラッキー!!

 

ではどうも、長くなりましたが、私はこのラッキーに酔いすぎないうちに漫画制作に戻ります!
驕れるもの久しからず!!

皆様はショートドラマをお楽しみください!!
応援していただけたらめちゃ嬉しいです♡(*’ω’*)